〒540-0013 大阪市中央区内久宝寺町4丁目1番19号
リンクスタイル中央ビル3階
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建物を健全な状態に維持していくために必要な作業です。しかし、修繕工事だけでは建物を長持ちさせることはできません。
時代にあった建物に改良改善していくことによって、愛着の持てる建物を維持することが出来ます。
建物は、竣工した時点から劣化が始まります。
劣化には物理的な劣化と社会的な劣化があります。
1)物理的な劣化
@経年劣化・・・・・・材料が自然に帰ろうとする現象。
A使用劣化・・・・・・設備機器やドアなどを使用することで機能が低下。
B災害による劣化・・・地震や台風など外的な要因によって劣化する。
2)社会的な劣化
@機能的な劣化・・・・生活形態の変化、機能や設備が古くなった、メンテナンス不可。
A経済的な劣化・・・・経済効率が悪い、維持費大、有効活用ができる。
B環境条件の劣化・・・法律の改正、周辺環境の変化、借家、空き室。
大規模修繕は、単に建物の劣化を直すだけの工事ではなく、同じマンションに住む人たちが、
意識を供にすることが出来る大イベントです。色々なことが出来る絶好の機会です。
1)ハード面
@劣化部分の修繕工事・・・・・・・・・・・・経年劣化を建設当時の機能に回復する
A不具合部分、不便な箇所の改善・・・・・・・瑕疵、設計上の問題
B区分所有者に抵触する利用の仕方の改善・・・バルコニーの物置・共用部分の私物。
C便利機能・快適機能へのバリューアップ・・・・機能更新などによる共用空間の創出
D建物全体のイメージアップ ・・・・・・・・・色彩、仕上げ材、外断熱、用途
2)ソフト面
@共有財産の再認識・・・・・・・・・・・・専有部分と共用部分(窓は? 網戸は?)
Aコミュニティの形成・・・・・・・・・・・ものをつくる夢共有、交流イベント等で顔見知り
B資金の再検討・・・・・・・・・・・・・・修繕積立金や管理費の再検討、長期修繕計画など
C管理規約の見直し・・・・・・・・・・・・共用部分の維持管理上、問題となる箇所がないか
D運営組織の見直し・・・・・・・・・・・・今後マンションの維持保全上の組織運営方法
調査結果から適切な診断を行い、最良の改修使用を作成するには、マンション改修に精通したパートナーを選ぶことが重要です。
パートナーとコンサルタントの違いは、組合員と同じ目線に立てるか の違いです。
このパートナー選びが、大規模修繕工事が成功するかのカギになります。そういった意味では、
施工会社選定以上に大切なことです。